2019 DHマシン 完成

謹賀新年
2019 元旦

 DHマシン完成 GT Force 3.0改

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改造メモ

フロント周り

Tech IN T-01とホイールについて
近年のMTBのホークとホイール(HUB)は15㎜スルーアクスルの物が多く、Tech IN T-01はその剛性から20㎜スルーアクスル。
市販される完組ホイールやM8000も15㎜スルーアクスルで注意が必要。
ブレーキ BR-M8020について
油圧のホースを繋ぐボルト(バンジョー・ボルト)がゴム製のダミーボルトで別途購入する必要がある。
バンジョーボルト&Oリング Y8H098010 )
エア抜きのやり方として
泡は上に行くことを踏まえ、レリーズ(ブレーキ本体)側より、注射器を使いオイルを注入した方が簡単。
ブレーキ・マウントについて
ディスク・ローター180㎜を203㎜に換装する場合は以下を注意する事。
Tech INはISマウントの為、IS→PPアダプタを介して203㎜対応のPマウント・アダプタを使用する。
リアに関しては、リアで203㎜対応のPマウント・アダプタを使用する場合は180㎜となる(仕様の為)ので、203㎜対応のPマウント・アダプタを2連結して203㎜となる。
シフター&ブレーキレバー
M8000シリーズのシフターとブレーキ・レバーにはI Spec 2とI Spec Bの2種類があり、2とBの接続は出来ないので購入時は注意が必要。

コンポーネントの関連性

FC-M8000 11s 34-24t、 FD-M8025、RD-M8000 11s GS、CS-M8000 11-40t、CN-HG901-11s-116L

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クランク、フロント・ディレイラー、リア・ディレイラースプロケットの組み合わせとキャパシティー、そして調整時チェーンの長さが重要となり、切っても1から2コマ。
チェーンカッター、クイック・リンクリングピンは多目に用意する事。
私の場合は元が3X9だった際のチェーンの長さを元にチェーンをカットしたが、11速では全然足らなく、最終的にカットしたのは2コマだった。(リンクピンを3個使いつぎ足した。)

F・ディレイラーの調整
ラピット・ファイヤーのシフトレバーはロー側(ワイヤー解放)から1、2、3の3段階。今回のクランクはダブルなので、1をインナー、2をアウターとし、3は使用しない。
チェーンはまだ装着しない事。
先ずケーブルを引っ張りながらシフトレバーを操作してインナー 1からアウター 2の位置にしておく。
F・ディレイラー本体を押し出しアウター位置に目算をつけながらシフト・ケーブルを繋ぐ事。
こうすることでF・ディレイラーのH.L調整は最低限で済む。
R・ディレイラーの調整
ケーブルを引っ張りながらシフトレバーを操作して 1(ロー)から12(トップ)の位置にしておく。
フロントをアウター、リアをトップの位置でクイック・リンクを使いチェーンを繋ぐ。この時フロントを外した状態の方が作業はしやすい。
車軸の中心とR・ディレイラーのアーム部分のスプロケの中心が地面に対し90°になるようにチェーンの長さをチェーン・カッターで調節。
H調整ボルトで微調整後、ギアをロー(1速)に・・。(恐らく2速までしか入らない。)
L調整ボルトを使用しR・ディレイラーのアーム部分をLの真下に来るように緩め調節する。(恐らく2速までしか入らない。)
テンション・ボルトを締め付けていくと有るタイミングでギアがロー(1速)に入るようになる。入らない場合はチェーンが短いので、コマ数を増やす。
1x11専用のカセット・スプロケットに46-11Tというのが発売されているがキャパシティー 10Tの為フロントは34Tオンリー。実は今回クランクを34-24Tのダブルにしたのは保証外だけと試してみたくて・。 まあこれは何れ・。

最後に結構調整がシビアで、調整自体はDi2でパソコンやスマホで行う方が簡単だと痛感した。